MRJ招待講演

主催・企画

計測自動制御学会 制御部門 先進航法誘導制御技術調査研究会

日時

3月9日(水)  12:40~14:20

場所

第G室

講師

山口恭弘(三菱航空機(株)技術本部),熊崎浩志(三菱航空機(株)技術本部),阿知波淳治(三菱航空機(株)技術本部)

プログラム

1. MRJ開発の概要

山口恭弘(三菱航空機(株)技術本部)

YS-11以来の国産ジェット旅客機となるMitsubishi Regional Jet (MRJ)の概要について紹介する。特にMRJに適用されている先進技術と期待される効果について言及する共に、昨年11月の初飛行に続き飛行試験を進めている最新の開発状況と今後のスケジュールを紹介する。さらに、近年の民間旅客機開発において年々厳格化が求められる「安全性証明」と「開発保証プロセスに関する証明」に関して、全体像を述べる。

2. MRJにおける安全性評価活動

熊崎浩志(三菱航空機(株)技術本部)

複雑化・高度化する現代の航空機の安全性証明のためには、体系的な安全性評価活動が必要となっている。本講演では、民間機に要求される安全性に関する法令、安全性評価プロセス、各種安全性解析をMRJにおける事例と共に紹介する。

3. MRJ開発における開発保証活動

阿知波淳治(三菱航空機(株)技術本部)

MRJにおける開発が法令や顧客等から求められる要求に基づいて,適切に実行されていることを示す開発保証活動について述べる。年々機能が複雑化・高度化する航空機の開発においては,機体に求められる事項が漏れなく正しく製品に実装されていることを示す開発保証活動を行う必要がある。本講演では開発保証活動の全体像と,本活動の軸となる「設計要求の妥当性確認」及び「実装の検証」についてのプロセス(V&Vプロセス)の仕組みと実例を紹介する。

 

講師略歴

山口 恭弘 君

三菱航空機(株) 技術本部 開発保証部 次長。1993年名古屋大学大学院(航空工学専攻)博士前期課程修了。同年三菱重工業株式会社 入社。その後,三菱航空機㈱にてMRJの開発に従事、現在に至る。博士(工学)。航空宇宙学会、計測自動制御学会 会員。

熊崎 浩志 君

三菱航空機(株) 技術本部 開発保証部 主任。1998年名古屋工業大学(機械工学科専攻)修士課程修了。同年㈱日本テクシード入社。2007年三菱重工業㈱に入社し,三菱航空機㈱にてMRJの開発に従事、現在に至る。

阿知波 淳治 君

三菱航空機(株) 技術本部 開発保証部 主任。2002年日本大学大学院(航空宇宙工学専攻)博士前期課程修了。同年㈱トステムズ入社。2008年三菱重工業㈱に入社し,三菱航空機㈱にてMRJの開発に従事、現在に至る。